LIFE Cook

人生を豊かにするために(料理ブログではありません)

Jetson Nanoはじめました

Jetson Nanoでシングルボードコンピュータに入門

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Jetson Nano

Jetson Nanoを購入しました。

元々、自分は組み込みエンジニアとしてキャリアをスタートさせたのですが、豊富なリソースを使っていろいろできるクラウドエンジニアに鞍替えした身です。 コロナ禍では出社しなくても仕事ができるので助かっているのですが、組み込み時代の名残なのか触れる実体があるものにどうも惹かれてしまうんですよね。

Raspberry Piとどちらにするか悩んだのですが、計算能力が高くて応用が利きそうなのと、認識系のAIの実装は仕事でも役に立ちそうなので、Jetson Nanoにしました。

用意するもの

今回はJetson Nanoのセットアップの仕方について書きたいと思います。 始めるにあたって秋月電子で以下のものを購入しました。

NVIDIA Jetson Nano 開発者キット B01: マイコン関連 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

スイッチングACアダプター 5V4A AD−A50P400: 電源一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

重たい処理をするときなどではUSB電源では電力供給が間に合わなくなるとのことなので、5V4AのACアダプターを購入しておきました。

これら以外は、手持ちのもので済ませました。

  • ディスプレイ(メインのパソコンで使っているものを利用)
  • HDMIケーブル(HDMI切り替え機と併用)
  • LANケーブル
  • microSDカード 64GB(Class10 UHS-I)
  • SDカードリーダー
  • キーボード、マウス(USBで接続できるもの)

Jetson NanoのGUI表示のために専用のディスプレイを買う人もいるようですが、 自分はHDMI切り替え機を使ってメインPCのモニターと併用しています。 PCで調べながら作業するとき、いちいち切り替える面倒はありますが、 切り替え機はそれほど高くないので、コスト的にはこのやり方がお勧めです。

HDMI切替器、Vilcome HDMI分配器/セレクター 3入力1出力 1080p/3D対応(メス→オス) 電源不要 Chromecast Stick/Xbox One ゲーム機 液晶テレビ対応

他の記事を調べると、microSDカードについてはアプリケーションパフォーマンスクラス(A1, A2)の規格に合ったものを使うことが勧められています。 microSDカードはJetson NanoのOSの書き込みに使うのですが、アプリケーションによるランダムアクセスに対応したものでないとパフォーマンスが遅くなってしまうということです。

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今回は手元にあったMicroSDカードを利用

今回は手持ちのmicroSDカードを使用することにしました。あまり遅くなるようでしたら、それについても今後の記事で書いていこうと思います。

Jetson Nanoのセットアップ

自分は書籍を購入しましたが、 NVIDIAのページに公式マニュアルがあるので、基本的にはこれに従えばセットアップできます。

developer.nvidia.com

microSDカードのフォーマット

まず、自分のPCでmicroSDカードをフォーマットします。 フォーマットにはSD Associationが提供するデスクトップアプリを使います。 SD Memory Card Formatter | SD Associationから自分の環境(Windows or Mac)にあったものをダウンロードして実行します。

デスクトップアプリのインストールが完了したら、 microSDカードをフォーマットします。 PCにmicroSDカードを接続すれば自動的に識別されますが、 念のためmicroSDカードに割り当てられているボリューム名と一致しているか確認しましょう。 フォーマットオプションで「クイックフォーマット」を選択して、右下の「フォーマット」ボタンをクリックすればフォーマットが実行できました。

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SD Card Formatter

JetPackの書き込み

Jetson NanoのOSイメージをダウンロードします。 NVIDIAのサイト JetPack SDK | NVIDIA Developer より「JETSON NANO DEVELOPER KITS」→「For Jetson Nano Developer Kit」のSD Card Imageをダウンロードします。

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JetPackダウンロード

JetPackはサイズが6GBもあるので、先にダウンロードしておくのもありです。

次にbalenaEtcherというソフトで、このOSイメージをmicroSDカードに書き込みます。

www.balena.io

balenaEtcherをPCにインストールして起動すると、以下のような画面になります。

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balenaEtcher

書き込むOSイメージ、書き込み先のmicroSDカードを指定して「Flash」ボタンを押せば書き込みが開始されます。

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JetPackの書き込み

書き込みには結構時間がかかります。 書き込み中にWindows Explorerでマウントしているストレージを確認すると、 以下のようにUSBドライブが大量に表示されていましたが、 構わず書き込みが終わるのを待ちます。

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JetPack書き込み中のWindows Explorer

Flash Complete!」と表示されたら書き込み完了です。

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JetPackの書き込み終了

Jetson Nanoの準備

Jetson Nanoにケーブル類や入出力デバイスをつなげます。

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Jetson Nanoにケーブル、入出力デバイスを接続

※自分はあとで気づいたのですが、 ACアダプターをJ25電源ジャック(NVIDIA公式ページの図の⑧ DC Barrel jack for 5V power input)に接続して電源供給する場合、 J48ヘッダー(写真赤丸)にジャンパーピンをセットする必要があります。 購入時の状態ではUSB給電モードになっており、ジャンパーピンはJ48ヘッダーに引っ掛けてあるだけでした。 ACアダプターから給電する場合は、これをちゃんとセットしてピンをブリッジします。

Jetson Nanoの起動

JetPackを焼いたmicroSDカードをJetson Nanoにセットし、電源が通れば、画面上に起動シーケンスが表示されます。

※自分が試した時では、起動シーケンスのログが途中で止まってしまい、スタックしてしまいました。 これはよくあることらしく、Ctrl + Alt + Del で再起動すると問題なく立ち上りました。

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パーティションサイズの設定

起動するとパーティションサイズの設定を求められるので、最大サイズをそのまま指定して続行。

この他にも以下の入力が求められます。

  • ライセンスへの同意
  • 言語選択: English
  • キーボードレイアウトの選択: Japanese
  • 使用場所の選択: Tokyo
  • ログイン情報

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起動成功

UbuntuライクなGUIが表示されれば、起動成功です!

ライブラリのアップデート

ターミナルを起動して、お決まりのコマンドでライブラリをアップデートしておきました。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

まとめ

  • NVIDIAの公式ページに従えば、Jetson Nanoの起動は簡単でした
  • 個人的には、はまりポイントは2点
    • ACアダプター給電時にジャンパーピンをセットすること
    • 起動シーケンスで詰まったら、Ctrl+Alt+Delで再起動すること

立ち上げ時に必要な購入品など参考にしてもらえたら幸いです。

自作のWindows10 PCが壊れたのでアップデートした話

背景

自作PCがうまく動作しなくなったので、 新しくパーツを買ってきてアップデートしました。 その顛末の記録を残しておこうと思います。

自作玄人の方には当たり前のことなのかもしれないですが、 いざパソコンが起動しなくなったりすれば焦るもの! 自分のような素人の方の役に立てればと思います。

アップデート前

まず、元々のPCスペックは以下になります。



これらとwindows8.1を合わせて13万円ぐらいかかったと記憶しています。 CPUがIntelの第4世代Haswellなので、2013年ぐらいに自作したものです。

これが6, 7年を経て、 動作中に突然落ちては、再起動を繰り返すようになってしまいました。 イベントログを調べてみたら、 以下のブログにあるようにKP41問題が発生してました。

https://aresei-note.com/2455

ソフトウェアアップデートも特になかったのと、 正直、自分の持ち物では確認しようがないこともあり、 おそらくマザーボードか電源ユニットのハードウェアの問題だろうと結論付けて、 新しいパーツに交換することにしました。

いざパーツ購入

今回購入したのが、以下の構成になります。



思い切ってパーツを総交換したのは、 話題のRyzenを使ってみたかったからです。 SSD, HDDは前のものをそのまま使うことにしました。 本当はメモリーも流用したかったのですが、 規格が変わっているとのことで追加購入しました。

また、今回はグラフィックボードを追加したので、 冷却性能を気にしてCPUクーラーも追加しました。

店頭とオンラインのどちらで購入するか?

自作PCパーツを購入するのは2回目ということで、 店頭とオンラインのどちらで購入するか少し悩みました。 結果的に、1回目と同様にツクモパソコン店で購入することにしました。

やはり、そこまでPCパーツに詳しくないのと、 自作する上でトラブルはつきものなので、 手厚いサポートやアドバイスを受けることができる店頭購入を選んで正解でした。 上記のメモリーの件も、店員さんのアドバイスで気づくことができました。

また、オンラインでの販売価格と比べても店頭価格がそこまで変わらなかったのと、 店員さんアドバイスもあって低めの価格の製品で済んだものもあって、 想定よりコストが大きくならずに済みました。

組み立て、そして問題発生

PCの組み立ては2回目でしたが、 予想通り苦戦しました。 素人のくせにmicroATXを採用したので、 ケースのスペースが小さく組み立てづらいためだと思います。 AMDガイドラインを必死に見ながら組み立てました。

amd-heroes.jp

しかし、電源を入れても画面に何も表示されず。。。 何度かやり直したり、原因をググったりして、 最終的にパーツを購入したツクモパソコンのサポートにも電話してみました。

そこでアドバイスされたのが、 CPU、マザーボード、メモリー、グラフィックボード、電源ユニット の最小構成で試しに起動してみること。

上記のAMDのサイトでも同様の方法が記載されてます。 自分は、PCケースのPowerスイッチの線だけマザーボードに繋げました。 (AMDのサイトにあるようなマザーボードの電源スイッチをショートさせる度胸はなかったです) 正直、今回得たノウハウの一つがこれですね。

結局、それでも何も表示されず、 次の日に購入したツクモパソコンにパーツを持っていきました。

原因判明、そして完成!

ツクモに持って行ったところ、 初期不良のグラフィックボードを引き当ててたことが判明しました! ツクモパソコンでは1000円で購入後の動作確認をしてくれるので、 時間を無駄にしないためにはやっておくべきです。

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新しいグラボで組んだらすんなり画面を表示できました。

Windowsクリーンインストール

IntelのCPUで動作していたOSがAMDのCPUですんなり動作するとは思っていませんでしたが、 予想通りすぐに落ちてしまいました。 BIOSの設定をいじっても変わらず、 クリーンインストールをしてみることにしました。

Windowsクリーンインストールする際には、 USBメディアなどでインストールメディアを作る必要があるのですが、 なんとそれを使わずに済みました!

Windowsに問題が発生しました。」のエラーでPCが落ちて再起動すると、 「Windowsトラブルシューティング」画面(巷でいうブルースクリーン)が表示され、 そこからオプションでクリーンインストールを選択することができました。

it.english-and-paso.com

さらに感動したのは、 クリーンインストールについてもいろいろオプションが用意されていて、 アカウントを残した状態でのクリーンインストールをすることができたことです。 これによってCドライブにインストールされていたソフトなどは消されてしまいましたが、 アカウントはそのままとなったので、 初期設定の手間をかなり省くことができました。

教訓

データは基本的にサブドライブの方に保存していましたし、 バックアップも取っていたので、 それほどダメージは無かったのですが、 それでも復旧できないソフトもありました。

それは有料でかつ、Cドライブにしかインストールできないようなソフトです。 これを復旧させるには、 購入した際のライセンス番号を覚えておく必要があります。

ものによっては、 消去する前にライセンスをいったん外しておかないと、 再アクティベートできないものもあることを知りました。 今後は注意したいと思います。

「論語と算盤と私 ~これからの経営と悔いを残さない個人の生き方について~」を読みました

はじめに

久々にブログを更新します。 仕事が忙し過ぎて全く更新できていなかったが、 会社に束縛されていればいるほど、 個人でできる活動の意義を強く意識する今日この頃です。

読んだ本について

今回読んだのは、朝倉祐介氏の「論語と算盤と私」です。 著者はミクシィのCEOだった方です。 この本を知ったのは、以前にも言及した以下のサイトで紹介されているのを見たのがきっかけでした。

gendai.ismedia.jp

元々はNewsPicksに掲載されたコラムを編集したものとのことです。 そのためなのか、書籍の内容は著者の経営論から始まり、 企業のあり方、日本におけるベンチャー企業をとりまく環境、 そして個人の生き方についてと移り変わっていくため、 方向性としてどこに向かっていくのか最初は分からなくなりました。 まさに、サブタイトルにある通り、著者自身の経営論と人生観を書き綴った作品といったところです。

また、ミクシィと聞くと、 かつてはSNSの会社、 現在はモンストを運営するモバイルゲームの会社という印象ですが、 この書籍自体は非常に丁寧な文書で書かれています。 難しい言い回しや著名人の引用が多く、著者の性格を反映しているのかと推察されました。

感想

印象深かったのは、元サッカー日本代表監督の岡田武史さんへのインタビューのコラムです。 岡田元監督が監督時代に経験した苦しい出来事やそこから生まれるリーダーシップ論が記されています。 日本代表チームの監督にもなると、結果如何では理不尽な非難に晒されることもあり、 それでもチームを引っ張っていくための心構えやサッカーチームをマネージメントするという意味での経営論は説得力がありました。 特に印象に残った節は以下です。

  • 運は誰にでもどこにでも流れているが細分の小さな差でつかみ損ねる
  • 勝つサッカーか、自分達のサッカーか。どちらかだけならメチャクチャ簡単
  • 多くの人に会って話を聞き、人間力を高めることが指導力につながる

また、私自身は会社の経営者ではないのもあって、 最後の章の「個として独立するための原則と心意気」は一番ためになったかと思います。 このブログは私の読書メモでもあるので、 この章の節を記載します。

  • 人生の岐路で考えるべき3つの原理原則
    1. 動機: ポジティブもネガティブもあり!
    2. 選択基準: みずからが納得するために
    3. 代替案: 人生の致命傷を避ける
  • "安定"の担保は会社ではなく自分に求める
  • 夢破れても納得感と経験は残る
  • 人生はネタ集めの旅。面白いことを追求しよう

最後の節は、新しいことにチャレンジできずにいる人の背中を押す一助になるのではないでしょうか。

全体としてこの本に書かれている内容自体は、 他の自己啓発本に載っていることからも読み取れるものが少なくないとは思います。 ただし、著者の経営者としての経験や知見に触れることには大きなメリットがあると思いました。

最後に、私のこの本のおすすめ度は ★★★★☆ です。

論語と算盤と私―――これからの経営と悔いを残さない個人の生き方について

ネクサス(上)(下)を読みました

久々に小説を読みました。 学生時代は推理小説ばかり読んでいたのですが、 フィリップ・K・ディックの「電気羊はアンドロイドの夢を見るか」を読んで、 SF小説を読んでみる気になりました。

今回読んだ本は「ネクサス」というSF小説です。 脳対脳通信を可能にするネクサスというドラッグを巡り、 それを研究する学生が、 ネクサスを規制しようとするアメリカ政府、 ネクサスを利用とするタイ、中国政府などの陰謀に巻き込まれていくというストーリーです。

ストーリーの中でキーワードとして出てくるのが「ポストヒューマン」です。 脳対脳通信や感情の共有、マインドコントロールができる人間が 果たして"ヒト"と言えるのかという問いが投げかけられているように感じます。

日本人の自分からすると、 この話で出てくる内容は「攻殻機動隊」の世界では普通に使われている技術なのですが、 そもそもそれが出来てしまった時点で"ヒト"ではないのではないかという訳ですね。

以前、ハリウッド映画でも似たようなものがありました。 ジョニー・デップ主演の「トランセンデンス」では人間の意識をインターネットにアップロードした結果、 それが元々のアップロードされた本人の意識なのか、 もはや別のものなのかという疑問が提示されてました。

movies.yahoo.co.jp

有名なクラークの3原則に、「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」とあります。 この作品で出てくるような技術が実用化される日はいつか来るのかもしれませんが、 実現するまでには様々な思想間の対立は起こり得るということですね。 エンジニアの立場としては、 このような話は非常にワクワクさせられるのですが、 意思や感情の伝達の前にロボット義手など、 「攻殻機動隊」で言うところの義体の技術展開が先に来るでしょうね。

最後に、この本の私のオススメ度は ★★★★☆ です。

ネクサス(上) (ハヤカワ文庫SF)

ネクサス(下) (ハヤカワ文庫SF)

ニュージーランド旅行 in 2019GW

前々から旅行の記事を投稿しようとは思っていたのですが、 そもそも普段なかなかブログを更新できないので、 今回は旅行しながら書くことにしました。

写真の添付などは後ほどやるとして、 順次更新していこうと思います。

旅程

今回の旅程は以下の通りです。 航空券を買ったのは1月でしたが、 史上初の10連休のGWだけあって、 価格は高騰しまくってました。 なので自分なりに価格を抑えたプランです。

4/27(土) 香港航空で成田から香港へ トランジットで8時間香港滞在
4/28(日) 香港 -> オークランド到着&観光
4/29(月) ホエールウォッチングツアー参加&オークランド観光
4/30(火) ロトルアへバスで移動
5/1(水) トリンガロ国立公園をツアーで観光
5/2(木) ロトルアからオークランドへバスで移動
5/3(金) 深夜の飛行機でオークランド->香港->日本へと帰国

2019/4/27(土) 成田空港へ

毎回、海外旅行にはトラブルがつきものなのですが、 今回は成田空港へ向かう途中で直面しました!

当初から計画していた通り、 空港には2時間30分前に到着するように家を出たのですが、 日暮里から成田エクスプレスに乗るためにチケットを購入しようとしたところ、 なぜか券売機に出ている、次の便の出発時刻が6:03(その時の実際の時刻は7:15ぐらい)になってました。 何かおかしいと思い、駅員さんに聞いたところ、 ここ数日分の成田エクスプレスのチケットは完売したとのこと! 駅員さんも「こんなの初めて!」って驚いてました。

駅員さんから、「普通列車で行った方が早いよ」と教えてもらい、 急遽、京成本線と京成成田スカイアクセス線の特急で行く方針に切り替えました。 結果的に出発2時間前は過ぎてしまったものの、 問題なくチェックインできました。 京成成田スカイアクセス線は死ぬほど混んでいて、 スーツケースと乗客に挟まれて痛苦しい目にはあいましたが。。。

空港への到着時間に余裕を持っておいたのは正解でしたが、 空港への交通のチケットは予め取っておくべきだったのが今回の教訓となりました。

2019/4/27(土) 香港へ

今回の旅行で初めての体験となったのは、 行きの便でビジネスクラスの席が取れたことです!

エアトリで安いチケットを予約したところ、 エコノミークラスが完売していたのと、 8時間のトランジットで価格が相殺されたのか、 このような運びとなりました。 足を伸ばして寝れるし、機内食も美味しいしと、 まさに至れり尽くせりの快適な空の旅でした!!

香港国際空港に到着して、 まず悩んだのが円を香港ドルに換金するか。 できれば換金したくないのですが、 空港から軽く足を伸ばしたり、ちょっと買い物するぐらいだと、 クレジットカードだけでは無理そうと判断しました。

行き先については、 下記サイトを参考にして空港の隣町「東涌」に行きました。

www.hongkongnavi.com

ところが、この東涌、MTRで行くには青衣を経由して大回りしないと辿りづけないとのこと。

https://www.ryoko.info/rosen/train/data/hongkong.html

旅行案内で聞いたところ、 バスで行った方が早いし、安いとのことで、 やや不安を抱えつつバスで行くことにしました。

知らない土地でバスに乗るのは不安なものですが、 東涌はロープウェイの駅が目印となり 無事に辿り着けました!

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東涌のスタバで一休み(GoProで撮影)

長いトランジットを利用して、ショートトリップしてみるのも初めてでしたが、 おかげで前回来た時に食べそびれた エッグタルトを食べることができました。 個人的にはPineapple burnという菓子パンの方が美味しかったです。

logatfer.blog

2019/4/28(日) ニュージーランド到着

21:10香港発、オークランド行きの便に乗り、 ようやくニュージーランドに到着しました。 南半球はこの時期秋になるので、思ったより涼しかったです。 パーカーとセーターを持ってきましたが、 ユニクロのウルトラライトダウンも持って来るべきだったかもしれないです。

まず、空港でvodafoneプリペイドsimを購入しました。 5日間の旅行なので、下記サイトのNZ Travel Liteにしました。

https://www.vodafone.co.nz/travel-sim/

親切にvodafoneショップの店員さんがセットアップまでやってくれました。

バスでダウンタウンまで行き、ホテルに向かうことにしました。 街を歩いていて、まず目を引いたのが、 レンタルの電動キックボードです。

街の至る所に乗り捨てられていて、 坂道でも進めるようでした。

早速、アプリをダウンロードして試してみることに。

misosouplife.com

生まれてこのかた、一度もキックボードに乗ったことがない上に、 いきなり下り坂からのスタートでしたが、 やっていくうちにどんどん慣れていきました。 その快適たるや!! 旅行で都会の街中を回るのに、これほど快適な移動手段はないのではないかと思いました。

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調子にのって5kmも走行!

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Wynyard Quarterからの夜景

日本では道路交通法の規制のため、 この手の電動で動く乗り物は原動付自転車と同じ扱いになるのだそうです。 つまり、免許もいるし、税金もかかるとのこと。

バスと比べると割高ではありますが、 電動キックボードを体験出来たのは本当に良かったです。

2019/4/29(月) オークランド市内観光

本当はこの日はホエールウォッチングのツアーを申し込んでたのですが、 朝起きると天候悪化のためキャンセルの連絡が!

そこでどこか郊外に行ってみようかと思い、 フェリー乗り場へ。 結局、一番手軽に行けそうなデボンポートへ行ってみました。

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Queens Warfからフェリーで12分のデボンポート港

デボンポートはヨーロッパ人の入植が始まった場所だそうです。 Queens Warfでツアーもセットのチケットを買っていたので、 デボンポートの街を回ってもらいました。

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デボンポートの高台からの風景

デボンポートから戻ると、おしゃれなカフェで有名なPonsonbyに行ってみました。

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電動キックボードを蹴ってPonsonbyへ

ダウンタウンから離れたPonsonbyはのどかな雰囲気がありました。

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オークランド観光終了

ホエールウォッチングは前々から行きたかったので残念ですが、 キャンセル分は全額返金されたので、 またの機会にしたいと思います。

2019/4/30(火) ロトルアへ移動

朝8:15出発のバスでロトルアへ移動しました。 バスに揺られること3時間あまりで、ロトルアに到着しました!

前日の雨のせいもあって、この日は少し肌寒かったです。 パーカーで来たのを後悔しました。

ロトルアに着いて最初に目についたのはなんと言っても雄大で美しいロトルア湖! 街の中心となっている観光客向けのVisitor Center, Rotorua i-Siteから歩いて10分ほどでした。

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ロトルア湖

天気も良かったので、 正直、ずっと湖を眺めてのんびりしたかったです。

ロトルアは小さな田舎町という感じですが、 あちこちから温泉ガスの蒸気が噴出していたり、 小さなレストランがあちこちに見られたりして、 散策するのが楽しい街でした。

2019/5/1(水)

しばらくブログの投稿をさぼっていたので、 うろ覚えですが続けたいと思います。

この日は世界遺産トンガリロ国立公園へのツアーに参加しました。

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トンガリロ山

本気でトンガリロ国立公園を楽しむならトンガリロ山のトレッキングコース、トンガリロ・アルパインクロッシングに挑戦するべきなのでしょう。 ただし、その場合は当然本気の登山グッズが必要になります。 それほど登山にこだわりがなく、軽装である程度見て回ればいいやというノリでツアーを選びました。

世界遺産トンガリロ国立公園1日観光 <ロトルア発> | ニュージーランド 観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)

事前に調べて、一番の見所がエメラルド・レイクスというエメラルドグリーンの湖ということは知っていたのですが、 さすがにそこにはツアーでは行けませんでした。 トンガリロ山を一望できるポイントに行ったり、山道をあるいたり、 ニュージーランド料理をご馳走になったりと、 ニュージーランドの自然をゆるい感じで楽しめました。

2019/5/2(木)

ついにニュージーランド旅行も実質最終日になりました。 この日はひたすらロトルアならではの自然、温泉地帯を観光しまくりました。 現地で予約したTe Puia/Te Whakarewarewa Thermal Valleyツアーに参加して、 「地球の歩き方」に載っている見所スポットを効率よく回ることができました。

この日に行ったところ

  • フカフォール
  • マッドプール
  • フカ・ハニーハイブ
  • レディ・ノックス間欠泉
  • ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド

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レディ・ノックス間欠泉

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シャンパン池

ツアーの帰り、ロトルアのダウンタウンに向かう途中でワイオタプ・サーマル・ワンダーランドに下ろしてもらいました。 思い返せば火山ガスや間欠泉ばかりのツアーでした。 レッドウッド・ファカレワレワ・フォレストや動物を見れる観光地もあったので、 そういう楽しみ方も考えればよかったです。

そして帰国の途へ

ここから日本への帰国の途につくのですが、案外スムーズに旅することができました。 温泉ガスを吸い過ぎたのか、旅慣れのためか、それほど未練もなくニュージーランドを後にすることができました。

* 17:00 ~ 20:00 ロトルアからオークランドへバス移動
* 24:00 ~ 5/3 8:00 オークランドから香港へフライト
* 9:15 ~ 15:00 香港から成田へフライト

しかし、最後の最後でミスを犯しました! オークランド空港でスーツケースを預けた際、空港職員の方が手荷物引換券を渡すのを忘れました。 実は自分はそれに気づいていたのですが、 実際にあの手荷物引換券を使った経験が無かったため、 渡されなかったことをそれほど重要に感じませんでした。

成田空港について初めてロストバゲージしたことに気づきました。 今まで何度も旅行してきて初めての経験です。 成田の空港職員の方に「手荷物引換券を見せてもらえますか?」と聞かれて、 毎回使わずに捨ててしまう引換券の意味を理解しました。 自分のスーツケースは手荷物ID不明の行方不明状態という訳です。

また、その時にスーツケースにネームタグが付いているかも聞かれました。 次の旅行までにはネームタグを買っておこうと心に決めました。

最終的にはスーツケースは見つかりました。 自宅に帰ってから、自分が提供できるだけのスーツケースの特徴(型番、色、大きさ、価格などなど)を係の方に伝えられたことも良かったと思います。

最後に

この旅行で実践した旅行テクについてまとめたいと思います。

香港航空でビジネスクラスを満喫

香港航空はほとんどマイルが貯まらないため、旅行者には不人気とのことですが、 ほとんどエコノミーと同じ値段でビジネスクラスのチケットを購入できるというメリットがあります。 今回はたまたまだったのですが、 一度ビジネスクラスの快適さを体験してしまうと、 再度トライすることも満更ではないです。

持ち物

今回はかなり軽装で旅行することができたと思います。 それを可能にしたのは以下の旅行グッズのおかげです。

今回の旅行のメインカメラです。 携帯性とパフォーマンス、クオリティーのバランスが取れたカメラでした。

以前はサブカメラとしてコンデジを持って行っていたのですが、 この旅では代わりにGoProを持参しました。 コンデジだとバッグに入れてもなんだかんだかさばるのですが、 GoProはそのストレスを解消してくれました。

旅行中で最も普段と異なるところは、パスポートを持ち歩くことだと思います。 そして、言うまでもなく海外旅行中で最も大事な携帯品であるパスポートは肌身離さず持ち歩かなければなりません。 そこをうまく実現してくれたのが軽量、シンプルな無印良品のショルダーバッグでした。

ニュージーランドは南島の方が大自然を楽しめる観光スポットが多い印象です。 この旅では北島を回ったので、次は南島に行く楽しみができました。

「投資バカの思考法」を読みました

ZOZOスーツで寸法して頼んだ2Bスーツが届きました。 巷で噂されてた通り、 サイズは合ってませんでした。 でも、Yシャツはかなりぴったりだったので、 どちらかというと、ZOZOスーツの精度よりも、 ZOZOTOWN側がビジネススーツを作るノウハウを持っていないのではないかと思っています。 サイズ修正のオーダーを出したので、 どういう仕上がりになるのか楽しみです!

今回読んだ本は「投資バカの思考法」です。 著者はレオス・キャピタルワークス(株)創業者の藤野英人さんです。 レオスと言えば、アクティブファンド系の投資信託の中で圧倒的な運用成績を出し、 話題になった投資信託会社です。 アクティブファンドはインデックスファンドに勝てないという通説がある中、 ひふみ投信はインデックスを突き放し、圧勝してきたという背景があります。 ですが、2018年の運用成績はあまり奮っていない様子。

siegeljiro.com

本の内容としては、 著者の投資ポリシーについて語ったものです。 印象深かったものは以下の2つです。

  • 誰でも(どんな投資家でも)主観に従って行動している

  • 著者は企業の経営者と直接会って、投資判断をしている

"投資判断に主観は禁物"というのはよく聞く話ですが、 誰でも主観に従っているのだから、 自分の信じる主観に従うことを良しとするのは一応、理には適っているようにも聞こえます。

主観とまでは言わなくても、 投資家の間に通じるセオリーみたいなものは存在すると思っています。

例えば、為替を見ていると、 世界経済のリスクが高まるとなぜか円が高騰しますね。 記憶に新しいところだと、 北朝鮮アメリカの緊張が高まったときがそうでした。 もし北朝鮮アメリカが戦争をしていたら、 隣国の日本にも被害が出る可能性が高いのですから、 この投資判断は如何なものかと思われます。 円が安全資産と見なされる理由はいくつかあるにしろ、 「世界経済のリスク = 円が買い」というのは、 ある意味、投資家間で通じる一種の主観なのかもしれません。

2つめは、企業の経営者と直接会って、 その人の経営に対する姿勢を見て、 投資判断をしているということですが、 シリコンバレーベンチャーキャピタリストみたいなことをやっているということですかね。

以前、Y-combinatorについての本を読んだことがあります。 Y-combinatorの場合は、 ベンチャーの方からY-combinatorの主催する資金調達コンペに集まってくる訳ですが、 レオス・キャピタルワークスの場合は、 自分たちから企業側に会いに行かなければならないので、 効率が悪そうには思いました。 あくまで字面からそう思っただけなので、 実際どうだかは分かりかねますが。。

何にしても、 一般ピープルの自分なんぞには真似はできませんね。

少し話が逸れますが、 以前に トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」 を読んだこともありますが、 投資で儲けるためには、 儲けるための情報をいち早く手に入れなければならないそうです。 雑誌やインターネットなどで手に入る情報は既に何人かの人を介したものなので、 それではダメなんだとか。。。 投資家どうしのコミュニティ?に属すれば、 そういう情報も手に入るとのことです。

あくまでサラリーマンの片手間に投資で稼ごうとしている個人投資家の立場での意見ですが、 特別な情報がないと投資で勝てないという点では、 レオス・キャピタルワークスの場合もこれと似てるような気がします。

そんな情報、一般人、ましてや日々忙しいサラリーマンじゃ手に入る訳ないですし、 下手したらそれ自体インサイダー情報に等しいように思われます。 エンジニアとして日々勉強している自分からすると、 そこまで投資にのめり込む時間もないです。 なので、やはり投資信託インデックス投資してコツコツやっていくのが、 一番確実なのではと思った次第です。

最後に、私のこの本のおすすめ度は ★★☆☆☆ です。

投資バカの思考法

「我が逃走」を読みました

なかなかブログが更新できずに2月になってしまいました。 去年初めてアジアを旅行したことも記録として残したいのですが、 それは追々やることにします。

この本を知ったきっかけ

今回読んだ本は家入一真さんの「我が逃走」です。 読んだきっかけは以下の記事で紹介されていたから。

gendai.ismedia.jp

この記事に出ていた本はすべて自分のAmazonの欲しいものリストに登録したので、 いずれまた感想を載せたいと思っています。

著者について

私が家入一真さんを知ったのは、やはり2014年の都知事選です。 あのとき、舛添氏以外の候補者は全員かなりのキワモノに見えていて、 自分の目には、家入さんはその中に埋もれていました。 何せ政党の名前が「インターネッ党」でしたし...

感想

きっかけになった上のweb記事にも、

こんなダメな人でも起業できたんなら、なんか自分でも大丈夫なんじゃないかみたいな勇気が湧いてくる本です(笑)

と書かれていて、 家入さんについての事前知識はかなりネガティブなものだったのですが、 本を読んだ後では、 こんな凄い方だったんだと驚かされました。

一番驚かされたのがチャレンジするサイクルが早いこと。

家入一真 - Wikipedia

wikipediaの記事にもあるように、 1、2年のサイクルで新しいことにチャレンジしてるんですよね。 確かに無謀で、後先考えない一面があるにしろ、 この本に書かれている範囲でも、 家入さん自身が着実に成長していっていくのが描かれています。

もう一つ驚かされたのが、 家入さんの近くに、たいてい凄い人がいることです。 家入さん自身については、 この本に描かれている描写から察するには、 それほど経営能力やマネージメント能力があるような方ではないのでは?と思われます。 それでも、最年少でジャスダックに上場を成し遂げられたのは、 現在のGMOペパボ代表取締役佐藤健太郎さんの手腕があったからこそとのことです。 この方は、家入さんが一人で起業したときに、 最初にバイトとして雇った学生だったそうです。 もし、自分がその立場だったら、 ここまでついていくことはできないだろうなと思ってしまいました。

学んだこと

この本から学んだことで挙げられるのは、

  1. 恐れずチャレンジすること
  2. 他者との出会いやコミュニケーションで人が成長すること

になります。 どうしても今取り組んでいることに集中したいから、 まだ十分なスキルが身についていないからという理由で、 チャレンジを先延ばしにしてしまうんですよね。 少しでも家入さんを見倣えたらと思います。

ただし、こういう起業家さんの本は、 かなり内容を盛って書いているとも聞くので、 したたか者の私としては 元気だけもらって自分の人生に活かそうと思います(笑)。

最後に、私のこの本のおすすめ度は ★★★★☆ です。

我が逃走