なかなかブログが更新できずに2月になってしまいました。 去年初めてアジアを旅行したことも記録として残したいのですが、 それは追々やることにします。
この本を知ったきっかけ
今回読んだ本は家入一真さんの「我が逃走」です。 読んだきっかけは以下の記事で紹介されていたから。
この記事に出ていた本はすべて自分のAmazonの欲しいものリストに登録したので、 いずれまた感想を載せたいと思っています。
著者について
私が家入一真さんを知ったのは、やはり2014年の都知事選です。 あのとき、舛添氏以外の候補者は全員かなりのキワモノに見えていて、 自分の目には、家入さんはその中に埋もれていました。 何せ政党の名前が「インターネッ党」でしたし...
感想
きっかけになった上のweb記事にも、
こんなダメな人でも起業できたんなら、なんか自分でも大丈夫なんじゃないかみたいな勇気が湧いてくる本です(笑)
と書かれていて、 家入さんについての事前知識はかなりネガティブなものだったのですが、 本を読んだ後では、 こんな凄い方だったんだと驚かされました。
一番驚かされたのがチャレンジするサイクルが早いこと。
wikipediaの記事にもあるように、 1、2年のサイクルで新しいことにチャレンジしてるんですよね。 確かに無謀で、後先考えない一面があるにしろ、 この本に書かれている範囲でも、 家入さん自身が着実に成長していっていくのが描かれています。
もう一つ驚かされたのが、 家入さんの近くに、たいてい凄い人がいることです。 家入さん自身については、 この本に描かれている描写から察するには、 それほど経営能力やマネージメント能力があるような方ではないのでは?と思われます。 それでも、最年少でジャスダックに上場を成し遂げられたのは、 現在のGMOペパボの代表取締役の佐藤健太郎さんの手腕があったからこそとのことです。 この方は、家入さんが一人で起業したときに、 最初にバイトとして雇った学生だったそうです。 もし、自分がその立場だったら、 ここまでついていくことはできないだろうなと思ってしまいました。
学んだこと
この本から学んだことで挙げられるのは、
- 恐れずチャレンジすること
- 他者との出会いやコミュニケーションで人が成長すること
になります。 どうしても今取り組んでいることに集中したいから、 まだ十分なスキルが身についていないからという理由で、 チャレンジを先延ばしにしてしまうんですよね。 少しでも家入さんを見倣えたらと思います。
ただし、こういう起業家さんの本は、 かなり内容を盛って書いているとも聞くので、 したたか者の私としては 元気だけもらって自分の人生に活かそうと思います(笑)。
最後に、私のこの本のおすすめ度は ★★★★☆ です。